「引き潮の日は透明度が悪い」って、ダイビングをやってると当たり前のように言われますよね。でもね、ダイビングを20年以上潜ってきて思うのは、それ、単純に決めつけられないってことなんです。
今日は、伊王島ボートが中止になった日に辰ノ口で潜って、まさにそれを実感した1日でした。
2022年初の伊王島ボート中止、辰ノ口でファンダイビングに切り替えた日
この日は、2022年その年初めて予定していた伊王島ボートダイブの日でした。でもね、海況が悪くて中止に。伊王島は海の状態に影響されやすいポイントなので、こういうこともあるんですよね。そんな訳で、いつもの辰ノ口でファンダイビングしてきましたよ。
参加メンバーは3名。1名は「今日は伊王島で開催決定」と思い込んでいて、中止と聞いてかなりショックを受けてました(笑)。でも残り2名は、今年初めてウェットスーツを着るブランク明けの方。じゃあ辰ノ口で復習がてら潜るの、むしろちょうど良いタイミングだったんですよね。
ボートが流れても、行き先が変わるだけ。海と向き合う日は続きます。

引き潮なのに透明度UP、驚いた1本目
この日は天気もイマイチで、引き潮の時間帯。予想では、これは透明度厳しいだろうなって思ってたんです。でもね、潜ってみたら全然違いました。沖に行けば行くほど、透明度がどんどん上がっていったんですよね。


引き潮で岸寄りは多少濁っていても、沖は別物。干潮になってもそこそこ良い透明度を保っていて、「これは良い潮が入ってるな」って肌で感じる感覚、ありましたね。26年潜ってきて思うのは、引き潮=透明度が悪い、って単純に決めつけられないということ。風向き・潮回り・その日入ってくる潮の質、いくつもの条件が重なって決まるんですよ。だから辰ノ口は、引き潮の日でも「沖まで出れば変わるかも」って判断ができるポイントなんです。
育ちすぎた海藻に大興奮、ちょっと笑えるワンシーン
潮の話のあとに、ちょっと笑える話も。2ヶ月ぶりに潜ったメンバーが、育ちすぎた海藻を見て「スゲー」って叫んで、そのまま撮影タイムに入っちゃったんです(笑)。実はこの人、尿意をかなり我慢してたらしくて。それでも「スゲー」が先に出るんだから、よっぽど見ごたえがあったんでしょうね。

辰ノ口の海藻が茂る水中森林みたいなポイントについては、また別の記事で詳しく書いてますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
混雑回避のルート選択が呼んだ魚群との遭遇
2本目は、コンディションとしては良くなかったんです。引き潮と風向きの影響で、その日海に入っていたダイバーが、みんな同じポイントに集中しちゃう状況。これ、海の中だと結構気になるんですよね。
一つの場所に人が集まると、生き物も落ち着かないし、見る側も窮屈になる。でもVERRYSは、みんなと同じルートを選びませんでした。あえて違うルートへ。

そしたら、素晴らしい群れに遭遇したんです。みんなで追いかけて撮影タイムに入って、存分に満喫できました^^
ふと後ろを振り返ったときのみんなの反応が面白くて、「どうした?撃たれたのかな?」ってツッコミ入れちゃいました(笑)。混雑するポイントを避けたからこそ出会えた群れだったんですよね。

湾内で見つけた、全然動かない生き物
群れを追いかけて満喫したあと、最後は湾内で「アイドル撮影」タイムに。全然動かない生き物を見つけて、みんなでパシャパシャ撮影。よっぽど居心地の良い場所なんでしょうね。魚群の迫力とは真逆の、のんびりした締め方。1本目は潮を読みながらの透明度UP、2本目はルート選択からの魚群遭遇。同じ辰ノ口でも、その日の判断次第で全く違う1本になるんですよ。

2022年6月の辰ノ口の海水温と、これから潜りたい人へ
この日の海水温は23〜23.2度。6月の辰ノ口は、ウェットスーツでも気持ちよく潜れる温度感ですね。ブランク明けの方が今年初ウェットスーツで潜るのにも、ちょうど良い時期だったと思います。寒すぎず、でも生き物の動きも活発になってくる季節なので。
引き潮だから、天気が悪いから、って理由で「今日はイマイチかも」と思う日でも、沖まで出てみたら印象が変わることがある。混雑してるポイントを避けてみたら、思いがけない群れに出会えることもある。これ、ガイドが現場で潮と人の動きを見ながら判断してるから出せる結果なんですよね。
辰ノ口でのファンダイビング、気になる方はこちらをチェックしてみてください。


よくある質問
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ここまで読んでくれてありがとうございます😊
こんな海で潜れるのが長崎の面白いところなんですよね😊
実際に見てみたい方は、下から次の一歩を。