辰ノ口といえば、浅場のサンゴやチョウチョウウオを思い浮かべる方が多いんですよね。でもね、もう少し深いところまで降りていくと、まったく別の世界が広がってるんですよ。
水深28m。初心者には紹介できないエリアです。だからこそ、ここで何が起きてるのかを知ってる人は選ばれし者のみ。今回は、プロ講習で深場を探索したときのログです。

辰ノ口のディープエリアでは何が見られる?
辰ノ口の深場(水深28m前後)では、浅場では見られない生物が観察できます。これははっきり言い切れますよ。
2023年の4月後半、プロ(DM)講習でディープエリアを探索したんですけどね。そこで見られたのがこんな顔ぶれでした。
- アオリイカの産卵(水深28m)(2023年初観察!)
- アカオビハナダイの群れ
- アヤニシキの卵
- イサキの群れ
浅場をのんびり潜るのとは、見えるものが全然違うんですよね。同じ辰ノ口でも、深さが変わると主役が入れ替わる。だから何度潜っても飽きないんですよ。
アオリイカの産卵はいつ・どこで見られる?
このとき産卵を確認できたのは、水深28m・4月後半でした。深場で実際に産卵している場面に出くわしたんですよ。



アオリイカの産卵って聞くと、浅場の海藻に卵を産みつけるイメージを持つ方が多いと思います。でもね、2023年は深いところで産んでた。だから初心者ダイバーには紹介できないエリアなんですよね(^◇^;)
もうひとつ、深場で目立ったのがアヤニシキの卵です。

白いのが全部卵なんですよ。これがディープエリアの方が多かった。放卵の瞬間まではこのとき確認できませんでした。
アカオビハナダイの群れが辰ノ口で多いポイント

辰ノ口でアカオビハナダイの群れが豊富なのは、ここが唯一そういうポイントだからなんですよ。深場まで降りた人だけが見られる景色です。
この日は特に多かったんですよね。群れがブワッと舞ってる感じで、見応えがありました。
多いなと思えるほどの群れを形成するのは求愛時期、通常だと7月ごろなんですよね。でもこの時は4月、まだ求愛には早いのでたまたま群れが多かった可能性は高いです。いつも群れが豊富だと良いんですけどね。
深場ダイビングで知っておきたいこと(水温・装備)
深場で知っておいてほしいのは、水温がガクッと下がるということです。この日のディープエリアは海水温18.4〜18度。やっぱり寒かったんですよね。
でもね、面白いのはそのあとなんですよ。浅瀬に戻って太陽光を浴びると、安堵感と暖かさがじわっと来る。深場で冷えた体に、浅場の光がしみるんですよね。この体感の差は、深場まで降りた人だけが味わえることなんですよ。
だから装備も、その水温差を見越して準備します。寒さ対策をどこまでやるかは、その日の海況で変わってきます。
フードは寒さ対策としてマストアイテム、グローブもお持ちなら冬用グローブをすることで末端の寒さ対策としては有効です。どちらもレンタルありますので必要ならご予約時にお伝えください。
深場を楽しむには(FAQ)
まとめ|深場には深場の世界がある
アオリイカの産卵、アカオビハナダイの群れ、アヤニシキの卵。今回は辰ノ口の深場まで降りたダイバーしか見られないものでした。浅場とは別の海が、その下に広がってるんですよね。
辰ノ口で潜るならファンダイビングで深場まで足を延ばすのもありですよ。ディープダイビング興味ある方、ご予約お待ちしてます。
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