こんにちは、長崎で1日1組限定の貸切ダイビングショップVERRYSです。
今回は、器材のメンテナンスについてのお話です。
毎回洗浄しても、それだけでは不十分
ダイビング後、器材を必ず洗浄している方は多いと思います。でも実は、それだけでは不十分なんです。
日々の洗浄では落としきれない汚れが、少しずつ蓄積していきます。
当店では毎年、レンタル器材の大掃除を行っています。専用の洗剤を使って、いつもより入念に洗浄する日です。

年に一度の泡風呂に浸かるレンタル器材。使用後は必ず洗浄していますが…

洗浄後の桶の水は、こんな色に。写真では伝わりにくいかもしれませんが、カフェオレのような濁り方をしています。
ドライスーツも同じです。メンバーの衣替え時期に無料でクリーニングしていますが、やはり洗浄後の水は濁ります。
年に一度でも、これだけの汚れが出るんです。
器材チェックで気づくこと
定期的にメンバーの器材をチェックしていると、気づくことがあります。
意外と、ご本人が不具合に気づいていないケースが多いんです。
正確には「不具合が起きてから気づく」という状態。
レスキュー講習でも学びますが、何事も未然に防ぐことが大切です。
今回、特に気になったのがこちら。

フィンストラップが切れる寸前。交換が必要です。

スノーケルの内部。カビが発生していました。
スノーケルのカビ、実は結構多い現象です。知らないうちに吸い込んでいるかもしれません。
長く使うために
器材は、長く付き合う相棒です。
年に一度の入念な洗浄とチェック。それが、器材を長持ちさせるだけでなく、安全に潜り続けるための大切な習慣になります。
VERRYSでは、メンバーの器材チェックやスーツクリーニングを無料でサポートしています。
一般ゲストは有料でサポートしておりますので「そろそろチェックしてほしいな」と思ったら、気軽に声をかけてください(^ ^)/
