5月は春が終焉に向かい夏が始まり出す

長崎の辰ノ口を拠点に、1日1組だけ貸切で潜っているダイビングショップVERRYSです。

今回は5月長崎の海ってどんな様子をお届けします。

例年なら4月からぐんぐん成長してくれる海藻なんですが、今年は中旬にちょっとトーンダウンした時期がありまして。

「あれ、今年は遅いのかな」って思ってたんですよね。でもね、これまた例年なら5月は「新緑の海藻の森」が本格スタートします。まだ兆しないけど(^_^;)

今年もきっとスタートしてくれると願っています。

遠くから眺めると、ほんとに森林みたいなんですよ。光が差し込んで、海藻がゆらゆら揺れてて。近づけば幼魚やウミウシが隠れてて、さらに寄れば海藻が胞子を放出している瞬間まで見られたりする。

産卵された卵、卵を守ってる姿は割と見る機会は多いですが、卵が出される瞬間というのは長年潜ってても機会は少ないです。海藻が胞子を放出する(放卵)瞬間を見れた方は

「え、なにこれ。なんかすごいものを見てる気がする」

そう言って感動してくれるのはガイド冥利に尽きます^^

毎年推しているアヤニシキは今年は成長と終わりが早めでして見る機会がありませんでした。

代わりにカギケノリが例年より早く胞子形成が進んでいるようで、カギケノリの胞子放出が撮影できそうな予感もあります。ちなみにカギケノリ、数年前に「牛のメタンガスを激減させる海藻」として世界的に注目されたやつです。海藻って奥深いな٩( ‘ω’ )و

そして5月はカワハギの繁殖シーズンでもあって、オス同士のケンカとか求愛行動が見られる時期なんです。カワハギって普段は飄々と泳いでるイメージあると思うんですが、繁殖期は別キャラなんですよね。

「カワハギってこんなに激しいんですね」いや、命がけですもん、そりゃ激しいよ(笑)

カエルアンコウの卵も遭遇できるのが5月、透明なゼリー状の卵塊がふわっと漂っている様子、初めて見た方は「これが卵なの!?」ってなるやつです。水温が上がって魚たちも活発になってくるこの時期、360度目が離せないんですよね。1日1組の貸切だから、気になるものがあればその場でじっくり止まれる。急かされることもない。

居心地が変わると、見える世界も変わってきますよ٩( ‘ω’ )و

夏本番より前のこの季節、混雑もなくてのんびり潜れますよ。

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