高水温でいつもと違った長崎の海になるかも

貸切りだから久しぶりでも潜りやすそう!っという理由で選んでもらうことが多いです^^

こんにちは、長崎で唯一1日1組限定で潜れるダイビングショップVERRYSです。

毎年「今年は異常気象だ!」と言われてますが、今年に至ってはかなり異常です。というのも台風が来なかった。。。代わりにスコールのような豪雨が頻繁に起こりました。

例年のようにダイビングが中止になることがなかったので嬉しい反面、台風が来ないことで水温上昇が続いてます。今はちょっとだけピークから落ち着いてますがそれでも高い状況です。

先週は水深30M付近まで潜っても海水温24度、昨日は水深24M付近で26度台。例年ならこれよりも2度ぐらい低いです。

目次

高水温によって水中世界に変化あり?

多分あります。実際にいつもと違うなというのが以下の現象

  • スズメダイ産卵終了が早かった
  • カンパチがあまり成長していない&数が少ない
  • 南方の魚が成長
  • 南方の生物が増える                                                                              

いつもと夏の海とは違ったなという印象です。

他にもいつもいるガラスハゼが例年よりも少なく卵を見ることができませんでした。

これからも影響ありそう?あると思う

昨日はダイバー人気の「ミジンベニハゼ」の撮影に臨みました。時期的には産卵してるので卵も一緒にと期待してたんですけど仲睦まじいペアが3ペア、その他は

こーんな小さい個体ばかりでした。どれぐらい小さいかというと港などの岸壁とかにくっついてるアレを棲家にしている状況なのでそれからサイズ感がわかるかと思います。

仲睦まじい3ペアがこれから産卵するのではあれば例年お10月産卵で流れは変わりませんが11月にズレこんでいく可能性もあります。

他にも気になるのはタコの産卵も年々見かけなくなった、、、というかそもそもタコが少なくなっています。今のところ1箇所産卵しそうなのは確認してますが次見るまでいるかな?

台風が来ないだけでも影響が出るのが海、というか自然。

海にとって台風は必要な存在

ダイバーとしては潜れなくなるし、潜らなくても実生活で被害がある台風ですが海にとっては必要な存在です。上がりすぎた海水温を冷まし、深層の栄養を表層に運ぶことで、海の生態系を守り、豊かにする大切な役割があります。

まぁ本音は予約入ってるところ以外で来てくれるのはありがたいけどね(笑)

いつもと違った秋の海かも

ということで、今年はいつもと違った秋の海になるかもしれません。気になる方は潜りましょう。

僕らダイバーは自然の変化をダイレクトに味わえる存在ですよ^^

【公式LINE登録で簡単やり取りが可能です】
友だち追加

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次