先日の大雨の直後に潜った時は陸から判るほどに泥水が流れこんでた辰ノ口。数日経つといつもの海の色へと変わってました。
が、それは表層の水と水中の水が混じり合ってるようで、今日潜りに行くと他のショップさんから大雨の翌日から濁って見えないよーと嘆きの情報を頂きました。
おかげで潜る前から心構えバッチリ!今日はファンダイビングです。
あっ、想像通りに濁ってました(笑) ポジティブに言えば海水と泥水のマリアージュです。
濁っていても観察できるタコの卵の定期観察。順調のようです。この調子なら来月頭ぐらいが孵化かな。
流れ者は発見できませんでしたがこの時期は夏場が産卵時期だった生物達が無事に孵化してるとおチビな姿(幼魚)を観察できるのでそれもまた楽しみの1つです。
こちらは最近岩の隙間でよく見かけるノコギリヨウジ、5~9月が産卵時期なのでそれらが孵化して成長した姿、、、かも。この生物というか幼魚は大体すばしっこいので撮影難易度が高くなります。四苦八苦しつつ撮影を楽しんでると横から視線を感じる。
1匹だけのクリアクリーナーシュリンプを発見、いつも浅瀬にいるのにこの場所というかこの深さ(20Mぐらい)で観察はお初かも。
濁っているのに深く潜ったのは理由がありまして、最近お気に入りの生物が撮影しやすいポイントなのです。その生物は濁ってても映える魚。
『アカオビハナダイ』。今日は特に濁っている影響か近距離まで近づいても逃げない(^^)
おかげで色々撮影楽しめました。問題は深いので窒素が溜まりすぎるんだよな。。。
深場も岩場も砂場も楽しみましてラストは浅場を。。。っと動きが止まりました。何か良い被写体がいたようです。
動かない。
動かない。。
動かない。。。あっ、動いた。。。けど探してる。ワタクシ目の前にいるんですけどね(笑)
おっ!?向こうも気がついたみたいライトを振り回してます。これはなかっちょに教えたい生物がいたようです。急いで駆けつけるとキョトンとした顔がありました。ただココにいるよと合図送ってたみたい(笑)
で、気になったので終了後に何がいたのか聞いたんですよ。そしたら『フジナミウミウシかなぁー良く見るやつ』。
いやフジナミウミウシあんまり見ないから撮りたかったんだけどな。『いやフジナミウミウシじゃなかったかも、白いやつで、、、』。
何だろうシロウミウシ?シロハナガサウミウシ?それだったらいつも見てるから呼ばなくて良いんだけどね。
ゾウゲイロウミウシやんけー!レアじゃんか~!!これは教えて欲しかった。
人によってレア度が違うので起こりやすい事例です。生物は覚えるようにしましょう(笑)
現在混ざり合って透明度落ちてますが今週いっぱい潮が強いので流れてくれる。。。はず。多分(笑)
海水温、26.2度でした。