ダイバーならその年の干支にちなんだ水中生物を年賀状にしてみたい、一度は思った事があるのではないでしょうか?
今年の干支は『亥(いのしし)』、正直該当する生物はいないと思ってました。結論としては存在します。正月のニュース番組見ていると亥に該当する魚がいるみたいです。それは長崎の海でもよく観察している魚たちでした。
まずは『イサキ』、夏~初冬ぐらいまで見かける群れをなす魚です。写真は成魚ですが幼魚時代は縦縞ラインをイノシシの子供時代の柄と似ているのでウリ坊と呼ぶようです。
次にニュースで紹介されていたのがこちらの魚、辰ノ口ではほぼ毎回観察する事ができる生物です。
『イラ』です。ただイノシシに該当するというのもちと無理矢理な感じがあるのが『イラ』は二本の漢字だと『伊良・苛魚』で全然関係ないのですが中国の漢字にすると『猪歯魚』と表現するようです。
口や歯が猪に似ているからつけているようです。
これまたよく見かける『キュウセン』、こちらの魚も中国の漢字だと『海猪魚』と表現されているようです。ちなみに『キュウセン』は日本の漢字は充てられてないようです。地方名が色々ついていて長崎では『クサビ』と言われています。
ダイビングでは『キュウセン』としか紹介しないですけどね(;・∀・)
他にも英名とかでもいるようですがこちらで紹介したいのはあくまでも長崎の海で観察できる魚にしています。
以上、正月に仕入れた魚ネタでしたヽ(´ー`)ノ