ダイビングに興味を持つけど何をするのか?自分にはできるのか不安になっている皆さんへ、この記事で大まかにダイビングライセンス講習(ダイビングスクール)の流れや行われる内容を解説します。
ダイビング講習の流れとその内容
ダイビングの講習は、基本的に以下の3つのステップから成り立っています。
学科講習
ランクによっては筆記試験があります。ダイバーなるのに勉強もしないといけないのかと嫌になってしまうかもしれませんね。しかし、水中世界は魅力的ではあるものの危険もいっぱいあります。正しい知識をつけることは、安全にダイビングを楽しむ上で欠かせません。
ダイビング器材の種類や使い方、水中世界について、安全管理についてなど、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識を学びます。
限定水域講習
流れのない浅瀬での実技講習です。器材セッティング、器材の使い方、トラブル対応などダイビングする上で必要な初歩技術を学びます。
身につける技術は、、、
- 器材のセットアップ、装着と調節
- プレダイブ・セーフティ・チェック
- 水面でBCDへの給気/排気
- レギュレーター・クリア
- レギュレーター・リカバリー
- 少し水の入ったマスクのクリア
- バックアップ空気源の使用
- 潜降と圧平衡
- 水中を泳ぐ
- ゲージの使い方と残圧のチェック
- ハンド・シグナル
- 浮上
- 水面でBCDに給気(オーラル)
- 適切なウエイト量とウエイトのチェック
- ディープ・ウォーター・エントリー
- スノーケル/レギュレーター交換
- 水面を泳ぐ
- ファイブ・ポイント潜降
- 中性浮力
- 全部に水の入ったマスクのクリア
- マスクの脱着とクリア
- マスクなし呼吸
- エアが少なくなってきたときの対応
- エア・マネージメント
- こむらがえりの除去-自分とバディ
- トリムの調整
- ホバリング
- 水平に泳ぐ
- バックアップ空気源を使って泳ぐ
- コントロールされた緊急スイミング・アセント
- 疲労ダイバー曳行
- 水面でのスクーバ・キットの脱着
- 着底しない潜降
- 傷つきやすい水底の上を泳ぐ
- オーラル・インフレーションでホバリング
- マスクなしで泳ぐ
- 水底に着かないで浮上
- 水中でのスクーバ・キットの脱着
- 水中でのウエイトの脱着
- フリーフロー・レギュレーターからの呼吸
- エマージェンシー・ウエイト・ドロップ
- スキン・ダイビング・スキル
- インフレーター・ホースの取り外し
- 緩んだシリンダー・バンドの締め直し
全部で44項目、これらを習得します。
44個!多い!!っと思われるかもしれませんが、もの凄く細かく分けてるのでこの数になってます。
例えば、『⑨水中を泳ぐ』これだけです。『⑪ハンドシグナル』水中での意思疎通を行う基礎サインを理解し通じればOK。『⑰水面を泳ぐ』多くの方は普通に泳げます(笑)
当然中には難しく感じる技術もありますし人それぞれ得意不得意が違いますので全部簡単だよ!とは言えませんが細かく分けてるので誰でも段階を踏んで身につけていけるのは確実です。
海洋実習
実際に海に潜って限定水域で受けた講習をおさらいします。
おさらいというか実際に遊んでみるという内容です。
これらの講習を通じて、ダイビングの基本的なスキルと知識を身につけ、安全に楽しくダイビングを行うための準備をします。
初心者でも安心してダイビング講習に参加できる
ダイバーじゃない方をダイバーに育てる内容なのでダイビングの講習は、初めての方でも無理なく参加できるように設計されています。
ただし、日数内で終われるかどうかは人それぞれ異なることは理解しておきましょう。不安なスキルがある場合や繰り返し練習したいことなどは、遠慮せずに伝えるようにしましょう。
お試しスクール
大まかな内容はわかったけど自分に出来るか不安という方は『お試しスクール』にご参加ください。
こちらのプランはダイビングスクールの初日を行います。参加してみてやれそうだったらそのままダイバー目指してエントリー、行った内容は1日とカウントしますので無駄になりません。
よく聞かれる内容です。他にも疑問質問あれば公式LINEからお問合せください^^