同時発生した台風、ダイバーにとっては厄介者だが海には恩恵をもたらす

一昨日の豪雨警報から今日の線状降水帯と雨に悩まされ続け、次はほぼ同時発生した2つの台風に悩まされています。

乱立することはあるけど、同じタイミングで進路が重なるのは久しぶりのことで予想進路通りにいくかな?と悩む理由とダイバーにとって厄介者である「台風」ですが海には恩恵をもたらす大事な存在であることを今日はお伝えします。

目次

台風が2つ近づくと進路が読めなくなる

今、天気予報の進路予想図を見ながら、静かに唸っています。台風7号と8号が近い時期に接近しており、片方の動きがもう片方に影響しそうな状況だからです。

何で一緒に来るんだよ、、、(><)

気象の世界では、複数の台風が近い距離に入ると互いの進路に影響を与え合う「藤原の効果」と呼ばれる現象があります。8号が壁になるようにして7号が北上したり、互いの周りを回るように進路を変えたりと、台風どうしが干渉することで、本来の進路から大きく逸れる動きが出てきます。

周辺の気圧配置だけでなく「台風が台風に与える影響」が加わるため、わずかな距離やタイミングのズレで予想が大きく変わってしまいます。これが、予報進路通りいくかな?っと悩んでいる理由です。

でもまぁ当初の予報よりも台風8号の速度遅くなってるので予想進路通りいくかな、、、和歌山辺りで重なるのでその辺はどうなるか分かりませんが(^◇^;)

ダイバーにとって厄介者、「台風」

海を相手にするダイバーにとって、台風の接近はやっぱり厄介なんですよね。

ホームグランドである長崎のダイビングポイント辰ノ口は風に強いポイントなので台風の位置によっては潜れる可能性はありますが風や波、うねりが実際にどれぐらい発生しているのか?またダイビング終了時に安全にエキジットできるかなどいつも以上に判断が必要になります。

天気予報を見るたびに「来ないでほしい」と願うのが、本音です。

それでも、海には「リセット」が必要

しかし、ダイバーとしての気持ちはもう少し複雑です。実は、海にとって台風は必要なものでもあります。

台風によって海の中が大きく掻き乱されることは、自然界にとって一つの「リセット」になります。

栄養素が海全体を巡り豊かにしてくれる。水温が下がり、珊瑚の白化現象が抑えられる。このようなメリットがあります。

他にも台風に流されて普段は生息しない生物が見られるのも恩恵といえるかな。

「来ないでほしい」と「海のために」の間で

だからこそ、進路図を見ながら「来ないでほしい」という思いと、「でも、海のためにはしっかり混ざった方がいいのかも」という思いが同時に頭の中を渦巻きます。毎年この時期に繰り返す葛藤です。

ダイバーというのは、ただ晴れと凪だけを願って海に入っているわけではありません。自然の驚異にスケジュールを心配しながらも、その後に訪れる海の変化に期待してしまう。そんな少し変わった生き物なのです(笑)

進路がどちらに転ぶかまだ読めない部分も多いですが、自然の機嫌を伺いながら、焦らずに海と向き合っていきましょう。

よくある質問(FAQ)

台風が近づくとダイビングは中止になりますか?

海況(風・波・うねり)の状況で判断します。台風が近づいていても海況が落ち着いていれば実施できる場合もあります。

台風が来てる時ってやっぱり濁ってる?

掻き乱して濁る場合が多いですが、逆に濁りが落ち着いて透視度UPすることもあります。こればかりは潜ってみないとわかりません。

台風2つが同時に発生することはよくあるのですか?

同じ時期に複数の台風が発生すること自体は珍しくありませんが、互いの進路に影響するほど近づくケースは限られています。

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