長崎で1日1組限定で潜れるプライベートダイビングショップVERRYSです。
4月に入り、辰ノ口の水中世界が一気に表情を変えてきました。
3月は冬の終わりと春の始まりが混在する「移ろいの季節」でしたが、4月になると別世界と言っていいほど生き物の気配が変わります。今回は2026年4月現在の長崎・辰ノ口の海の様子をお伝えします。
水温が上がり、生き物の動きが別次元になってきた

4月に入って水温が一段と上昇し、生き物の動きが明らかに変わってきました。
冬の間、大人しかった魚たちが活発に泳ぎ回るようになり「こんなにいたの?」と毎年驚かされます。魚の数や種類が増えるだけでなく、動き自体が速くなる。水中全体のエネルギーが変わる感覚があります。
春濁りで透明度が下がることもありますが、これは海が豊かになっているサイン。植物プランクトンが増殖し、それを食べる生き物が集まり、さらにその生き物を食べる生き物が集まってくる。透明度が落ちる代わりに、生き物の密度が上がるのが4月の特徴です。
海藻がぐんぐん成長中

4月から5月にかけて、海藻の成長が本格化します。
3月に芽吹き始めた海藻が一気に成長し、岩肌を覆いはじめます。昨年は過去最高の成長ぶりで、長年潜り慣れたポイントが「ここどこだっけ?」と思うほど別の景色になりました。海藻の森に入ると巨大迷路のようにお互いの姿が見えなくなるほど。今年もどこまで成長するか、今から楽しみです🌿
この海藻が水中生態系の根幹を支えています。ウミウシの餌場・産卵場所になり、幼魚の隠れ家になり、甲殻類の住処になる。ウミウシを食べるウミウシまで現れる豊穣な海の循環が始まるのが、4月ならではの醍醐味です。
クラゲシーズンも本格始動

4月になってから、水面近くにミズクラゲが増えてきました。
透明感が強くフワフワ漂う姿は水中で見ると意外と癒されます。これから夏に向けてどんどん大きくなっていくので、今の時期の小さなミズクラゲはある意味レアな光景かもしれません。クラゲ好きの方にはたまらない季節の始まりです🪼
今の推しはアヤニシキ

海の中にも「花」があります🌸
その中でも今からの推しはアヤニシキ。
これから放卵シーズンに入るので、タイミングが合えば卵を放出する瞬間を撮影できるかも📸

こちらは過去撮影に成功した放卵シーンです。時間等は決まってないので「運」が試されます。
カエルアンコウも健在

さすらいのカエルアンコウが再び現れました。
最初に出会った頃は一緒にいた黒い子と交互に現れているんですよね。ケンカしたんかな?
まとめ
冬の透明度が高く静かな海も好きですが、生命が躍動し始める春の海にはまた別の魅力があります。年間通して潜ることで、季節ごとに全く違う長崎の海を楽しめる。これがダイビングを趣味として続ける一番の理由だと思っています。
長崎の春の海が気になった方は、ぜひ公式LINEからお気軽にどうぞ。


