こんにちは!長崎市で1日1組限定でご案内しているダイビングショップVERRYS(ベリーズ)です。
久しぶりに昨日は雨、、、というか豪雨が降った長崎です。これで海水温が少しは下がってくれるかな?と期待しています。
雨は恵みの雨とも云われる
雨は濁ると濁るし冷えるし暗いし、、、っと敬遠されがちですが、恵みの雨と云われます。その理由として
✅上昇し過ぎた海水温が下がる
✅山から栄養が流れる
という利点があり、実は喜ばしいことなんですよ^^
適度な水温、栄養増加すれば、これから群れがどんどん増えていき、迫力あるシーンが見れますよ


夏から秋にかけて長崎の海で人気の群れはカンパチとイサキです。浅い水深でも現れるので初心者ダイバーでも観察可能、タイミング合えば講習中に出会えることもありますよ^^
この夏、あなたはどんな群れに出会いたい?
濁る場合はマクロを楽しむ
雨の利点はわかったけどそれでも濁ってると群れが現れても見えないし撮れないのでは?正解です(笑)
いくら群れが現れようとも見えなければ意味がない。今はまさにそんな感じです。上昇し過ぎた長崎の海水温。水面付近は29度台です。
これだけ水温高いと濁りもありますがモヤっと蜃気楼のように見えない状況です。こんな時はマクロな世界を楽しみます。
夏の求愛行動
毎月、水中世界では種属に応じて求愛活動が行われています。
今の時期はウミウシなら『ハナオトメウミウシ』『サガミイロウミウシ』が盛んに交接を行います。魚だと

クマノミ:今年は海藻が生えすぎいて浅場は海藻が邪魔で確認できません。水深10Mより深い場所なら卵を観察できます。

スズメダイ:浅場から観察可能ですが、水深5Mより深いエリアの方が開けた場所に産み付ける傾向が高いです。

ソラスズメダイ:この時期だけ行われる繁殖活動に成魚がこぞって集まるので群れを観察も楽しいし卵観察も楽しいです。但し、岩の隙間に産みつけるから見えづらいです。

ニラミギンポ:長崎で見られる卵で一番好きなヤツ。見た目イクラそっくりです。ニラミギンポの数がそもそも少ない上に産むのは巣穴、その巣穴も攻撃されないよう親と同じぐらいのサイズなので撮影難易度は高め。

ネンブツダイ系:今の時期、ペアを作りオスが写真のように口の中で卵を守っています。これを口内保育と言います。

ゼブラガニ:抱卵している個体がいます。お腹の紫色が卵です。

オルトマンワラエビ:抱卵するタイプ、個体によって孵化寸前で卵内にエビの赤ちゃん姿が見えたり産みたてで卵だったりします。ちょっと深めなので初心者ダイバーはレベルアップするか経験積まないと見る時間が限られてしまいます。
こんな風に、たくさんの命が育まれているのが、今の長崎の海なんです。
卵だけじゃなく求愛活動も見どころ
卵はもちろん見どころですが、産卵しようと頑張る姿(求愛活動)も見どころです。
先ほど紹介したソラスズメダイ、キビナゴ、ベラ、アカオビハナダイ。この辺りが見てて楽しいですよ^^
貸切だから周り気にせず楽しめます
見たいものが多すぎて、時間がいくらあっても足りない!大人数だから観察時間が短い!そんなお悩みVERRYS(ベリーズ)なら不要です。
長崎で唯一1日1組限定でご案内しているので周りを気にせず楽しめます。残圧など安全管理は気にしてくださいね(笑)
周りを気にせずのんびり潜れる贅沢な時間を過ごしたい方、ご予約お待ちしてます٩( ‘ω’ )و